肩の矯正

肩こりは正しい姿勢で解消できる!注意するべき姿勢と肩こりを解消する理想の姿勢を紹介!

毎日、仕事が終わるころには肩がこってツライ……と悩んでいませんか?

肩こりは、デスクワークをしている人だけの悩みではありません。どんな仕事をしていても、いつも肩がこっているという人も少なくないようです。

肩こりの原因のひとつとして、姿勢が挙げられます。

特に肩がこるようなことはしていないはずなのに、一体なぜ……?と思っている人は、もしかすると普段の姿勢が良くないのかもしれません。

この記事では、肩こりの原因となる姿勢をはじめ、肩こりが引き起こす身体のトラブル、さらに肩こりを解消する正しい姿勢を紹介します。肩こりに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

肩こりの原因になる姿勢

肩こりにはいろいろな原因がありますが、その中でも特に普段の姿勢が重要な位置を占めています。肩こりの原因となる悪い姿勢を、詳しく見ていきましょう。

猫背

パソコン作業などのデスクワークをしている人だけではなく、現代人に多いといわれている猫背は、肩こりのおおきな原因です。

背中が全体的に丸まっている姿勢を猫背といいますが、それと同時に、肩も前方に巻き込まれ、非常に不安定な形で頭部を支える状態が続きます。結果として、首や肩周りの筋肉がつねにこわばり、肩こりを引き起こしてしまうのです。

猫背はクセになると、それが普段の姿勢としてキープされてしまいます。すると徐々に上半身の筋力が落ち、正しい姿勢に戻すのが難しくなります。猫背を自覚した時には、すでに慢性的な肩こりに悩まされていたという人も少なくありません。

ストレートネック

背骨はもともとまっすぐではなく、頭部から腰にかけてゆるくカーブをしています。

上部7つの頸椎は、本来は頭部を支えるために湾曲しているのですが、この部分ががまっすぐになってしまう状態を「ストレートネック」といいます。書類仕事やパソコン、長時間のスマホなどで、下を向く姿勢が多いことが大きな原因です。

ストレートネックになると、本来頭部を支えるはずだった頸椎の分まで、首と肩周りの筋肉が働かなければなりません。その疲労が、肩こりにつながります。

背中が丸まっているほどではないけれど、そういえば普段から下を向いていることが多いかもしれない……という人は、鏡で自分の横姿を確認してみましょう。

肩こりになりやすい意外な姿勢

猫背にならないよう意識して過ごすのは、とても良いことです。ですが、気づかないうちに肩こりになりやすい姿勢をしていることもあります。

心当たりがある人は、今すぐ改善していきましょう。

頬杖をつく

ふとした時に、つい頬杖をついていることはありませんか?

仕事がひと段落した時や、考え事をしている時など、人は無意識のうちに頬杖をついてしまうものです。

頬杖をつくと、頭の重さを手と腕で支えることになるので、首や肩の力が抜けてラクになります。筋肉がリラックスでき、肩こりの解消に良いのでは?と思われがちですが、実は逆です。

頬杖をつくと、普段よりもアゴが前に出るので首も前方に曲がってしまいます。そのクセが長期間にわたって続くと、首や肩の筋肉が衰え、徐々に猫背になります。

一時だけリラックスして肩の力を抜くことが、長い目で見ると肩こりの原因となる猫背につながっていくのです。

足を組む

肩とは離れた場所ではありますが、普段から足を組むクセがある人も、肩こり予備軍といえます。

特に、左右どちらかの足が必ず上にくるスタイルがクセになっていると、骨盤のゆがみにつながります。骨盤のゆがみは上半身のゆがみを引き起こすので、結果として姿勢が悪くなり、猫背→肩こりという流れになってしまうのです。

じっと同じ姿勢を保つのがつらく、つい足を組んでしまう人は決して少なくありません。中には、特に意識せずにいつの間にか足を組んでいるという人もいるでしょう。

正しい姿勢を意識することは、上半身だけには限りません。猫背でもストレートネックでもないのに肩こりで悩んでいるという人は、普段から両足をしっかり床につけているかどうか、一度気にしてみてください。

肩こりは正しい姿勢で解消できる

肩こりの原因となる悪い姿勢や、意外なクセなどを解説してきましたが、では姿勢を正すことで肩こりは治るのでしょうか?

結論からいうと、正しい姿勢を維持していれば、肩こりはかなり軽減されます!

まず、猫背やストレートネックが肩こりの原因になっているのなら、その原因を排除することで悪化をふせげます。また、意識せずにやってしまっているクセを直すことで、これから慢性化するかもしれない肩こりをふせぐことができます。

さらに、正しい姿勢をキープすることは、肩周りの筋肉のこわばりや血行不良を改善し、肩こりの解消へと導きます。

ただ、正しい姿勢で肩こりが完ぺきに治るとは断言できません。

例えば冷え性の人は血流が良くないので、肩こりの解消にはかなり時間がかかると思われますし、姿勢だけが原因ではないかもしれないからです。

どちらにせよ、姿勢を良くすることは、肩こりの悪化防止・解消に向けて役に立ちますし、見た目もキレイです。肩こりに悩んでいるのなら、まずは姿勢を正すことが第一歩です。

肩こりを解消する理想の姿勢

ではここで、座っている時と立っている時の正しい姿勢をそれぞれ紹介します。

もっとも、ずっとその姿勢を維持するのは、初めのうちは大変です。できるだけ意識するようにし、姿勢が崩れているなと気づいたら、正しい姿勢に戻すようにしましょう。

座っている時の姿勢

座り仕事が多い人必見の、正しい椅子の座り方を紹介します。

まず、椅子の高さは足の裏が床にしっかりつくくらいがベストです。普段オフィスで使っている椅子の高さを、調整してみてください。

また、机はヒジを直角にして手を伸ばした時に自然と腕が乗るくらいの高さが良いでしょう。もしくは、パソコンの画面が目線より25度くらい下になるよう調節してください。

椅子に座る時は、背もたれより少し身体を離し、骨盤の上にまっすぐ上半身が乗っているイメージを持ちましょう。足は組まずに、両足の裏を床につけます。

仕事中は、首と肩でまっすぐに頭部を支える意識をもって、目線だけを自然と下に向けるよう意識します。気を抜くと猫背になってしまうと自覚している人は、30分おきや1時間おきなど時間を決めて、一旦正しい姿勢に戻すという動作をルーティンにすると良いでしょう。

立っている時の姿勢

正しい立ち姿を覚えるためには、まず壁を背にして立ってみることが大事です。

壁にかかとをつけてまっすぐに立ち、下から上に向かって、かかと・お尻・肩・後頭部を壁につけましょう。猫背が習慣化していると、この姿勢は少し苦しいかもしれません。1日のうちに何回か、身体に覚えこませるつもりでやってみてください。

正しい姿勢をおぼえたら、通勤中の電車の中や信号待ちの時間にも意識して姿勢をキープするようにしましょう。

頭のてっぺんを紐で上から吊られているイメージを持ってみると良いかもしれません。

長時間立っていると、身体の重心を左右どちらかに置いてしまうことが多いでしょう。また、バッグを持つ手や肩が左右どちらかに決まっているという人も、悪い姿勢になりやすいといえます。

左右のバランスをしっかりとって、普段から美しい立ち姿を意識してください。

まとめ

肩こりは、放っておくと頭痛や耳鳴りなどのトラブルにもつながってしまいます。普段から肩こりに悩まされている人はもちろんのこと、仕事が忙しい日の夜はどうも肩がこってしまうという人も、いつもの自分の姿勢を振り返ってみましょう。

そこに肩こりの原因があるかもしれません。

正しい姿勢を覚えてそれをキープするよう心掛けることで、肩こりは解消できます。

ぜひ、普段から正しい姿勢を意識してみてください。