肩の矯正

~ひどい肩こりの解消法とは?頭痛や神経痛の原因にもなるひどい肩こりの症状を解消するストレッチ3選~

ひどい肩こりを治したいけど解消法がわからない……と困っていませんか?

現代では、仕事の種類にかかわらず肩こりに悩まされている人が少なくありません。夜になると肩がガチガチにこっている。普段から肩が張っていてツライ……。そんな日々を1日も早く抜け出したい!という人が増えているようです。

ひどい肩こりは、マッサージや整体に定期的に通って一時的に改善されても、またすぐに戻ってしまうのが特徴です。

この記事では、肩こりになりやすい習慣を解説し、肩こりを解消する簡単ストレッチを紹介します。身体のあちこちに深刻なトラブルを引き起こす肩こりを、今すぐ改善していきましょう。

ひどい肩こりの原因とは?

肩こりは、普段の姿勢や生活習慣が原因であることほとんどです。まずは、肩がこりやすくなる環境から詳しく見ていきましょう。

長時間のデスクワーク

普段からパソコン作業や書類仕事が多い人のほとんどが、肩こりの症状を自覚しているのではないでしょうか?

デスクワークをしていると、目線が下に向いていることが多く、自然と頭も下がってきてしまいます。そうすると首も前方に傾くことになり、結果的に肩が引っ張られてしまうのです。

その姿勢が長く続くと、肩や肩甲骨周りの筋肉がこわばります。それが、肩こりの症状となって表れます。

デスクワークが主な仕事という人は、それが毎日続くわけですから、肩こりは徐々に悪化してしまいます。悪い姿勢がクセになると短期間で治すことが難しくなり、ちょっとマッサージしたくらいでは、肩こりはなかなか解消できません。

スマホの見過ぎ

スマホによる肩こりは、もはや「現代病」といっても差し支えのないレベルです。10代前半からスマホデビューする人も増え、現代では小中学生のうちから肩こり症状に悩まされるケースも多いようです。

パソコンやテレビと違い、スマホの小さい画面で文章を読んだり動画を観たりしていると、どうしても首が前に出て画面に近づいてしまいます。さらに、ずっと機械を持つ腕が疲れて下に下がり、気づくと背中がすっかり丸まっていたということも少なくありません。

空き時間や移動中にはいつもスマホを見ているという人や、動画の配信などを視聴するのは基本的にスマホが多いという人は、すでに肩こりで悩んでいるのではないでしょうか?

今はまだひどい肩こり症状はないという人も、肩こり予備軍といえます。スマホを使う時は、くれぐれも姿勢に注意しましょう。

自分の肩こりの症状のレベルをチェック

自分の肩こりがどれくらいひどいのか、気になっている人は必見です。

ここで簡単に、「肩こり度」チェックをしてみましょう。YESが多い人ほど、肩こりのレベルが重症化している可能性があります。

  • デスクワークが多い
  • スマホを見る時間が長い
  • 猫背を自覚している
  • 冷え性である
  • 視力が良くない、または眼鏡やコンタクトの度が合っていない
  • 椅子に座ると足を組んでしまう
  • 重いものを持つことが多い
  • 枕の高さが合わず寝心地が良くない
  • 同じ姿勢が長時間続く
  • 運動不足

特に、デスクワーク・スマホ・猫背にYESがついた人は要注意です。放っておくと肩こりがどんどん悪化してしまう危険があるので、普段からの姿勢や生活習慣を見直してみましょう。

ひどい肩こりが引き起こす体への影響

Worried and sad student female searching information in a laptop on line in a desk at home room

肩こりは、ひどくなると肩以外の場所にも影響は出てきます。肩こりによる、身体の深刻なトラブルをまとめました。

神経痛・頭痛

病気以外の何かが原因で、繰り返し起こる神経痛や頭痛を「一次性」といいます。一次性神経痛一次性頭痛の大きな原因は、肩こりや首・頭部・肩周辺の筋肉の緊張によるものと考えられています。

最近、若い人の間でも一次性後頭神経痛を訴える人が増えているようです。目の周りやこめかみ付近が鈍く痛む頭痛とは違い、首から後頭部にかけてびりびりとしびれるように痛むのが特徴です。

神経痛というのは、末梢神経が圧迫されたり外部から刺激を受けることで起こる症状です。肩こりからくる神経痛は、肩周辺の筋肉がこわばり、頭部に続く神経にも影響を与えていることが原因と思われます。

頭痛も同じで、肩周辺の筋肉のこわばりや血流が悪くなることで引き起こされる症状の1つです。

また、肩こりの原因となる姿勢や生活習慣が、肩こりと同時進行で神経痛や頭痛を引き起こしているというケースも考えられます。

吐き気

肩こりがひどくなると、吐き気を引き起こすこともあります。

これも、肩こりによる後頭神経痛が原因ですが、立っていられないほどのめまいや吐き気を感じる場合、症状がかなり悪化している証拠です。

普段から姿勢を正したり身体を温めるといったセルフケアももちろん必要ですが、まず病院を受診した方が良いかもしれません。

ひどい肩こりを解消するストレッチ

ではここで、ひどい肩こりを解消するストレッチを紹介します!仕事の合間にできるものや、家でリラックスしている時に簡単に取り組めるものばかりなので、ぜひ試してください。

肩甲骨のストレッチ

まずは、肩甲骨周りのこわばった筋肉をほぐすストレッチです。首から肩にかけても柔らかくなるので、普段から肩が丸まってしまう人におすすめです。

  • STEP1
    右ひざを立てて左わきの下に引き寄せる
  • STEP2
    右手を背中の後ろにまわす
  • STEP3
    身体を右側にひねり、5回深呼吸
  • 手の力は抜き、指先を鎖骨のあたりに置きます。

    STEP3でいったん腕の力を抜き、再びひじを肩の高さへ。これを5回ほど繰り返しましょう。

    背中のストレッチ

    背中が固い、または普段から猫背気味という人は、背中のストレッチにも挑戦してみましょう。腰痛改善にも効果が期待できます。

    身体が固い人でも簡単にできるストレッチを2つ紹介します。

    1つめは、両手を下で組むストレッチです。

    • STEP1
      右ひざを立てて左わきの下に引き寄せる
    • STEP2
      右手を背中の後ろにまわす
    • STEP3
      身体を右側にひねり、5回深呼吸
    • 次は、背中で両手を合わせるストレッチです。

      • STEP1
        右ひざを立てて左わきの下に引き寄せる
      • STEP2
        右手を背中の後ろにまわす
      • STEP3
        身体を右側にひねり、5回深呼吸
      • 背中で合掌するというと、想像しやすいでしょうか。指先を上にして手を合わせるのが難しければ、初めは指先を下に向けた状態で挑戦しましょう。

        お腹のストレッチ

        肩こりにお腹のストレッチは一見関係なさそうですが、実はそうではありません。お腹のストレッチ=骨盤を正しい形に戻すことで上半身のゆがみが解消され、肩こりの軽減につながります。

        • STEP1
          右ひざを立てて左わきの下に引き寄せる
        • STEP2
          右手を背中の後ろにまわす
        • STEP3
          身体を右側にひねり、5回深呼吸
        • あまり身体に力を入れず、リラックスした気分でやりましょう。

          ウエストをひねる動作にもなるので、肩こり解消と同時にダイエットにも期待できます。

          まとめ

          Young woman standing with tape measure in front of mirror

          ひどい肩こりは、仕事に集中できなくなったり普段から気分がユウウツになったりと、生活に支障をきたします。そればかりか、神経痛を引き起こすこともあるので決して放置してはいけません。

          まずは、肩こりの原因となる生活習慣を見直し、姿勢を正しくするよう意識して過ごしましょう。肩こりがそれほどひどくなっていなければ、正しい姿勢をキープすることでかなり解消できます。

          肩こりがかなり進行していると自覚している人は、普段からの姿勢にくわえ、毎日のストレッチにもチャレンジしてください。肩の筋肉をほぐし、上半身を柔らかくすることで、正しい姿勢を維持しやすくもなります。

          普段からバッグをかける肩が左右どちらかに決まっている人や、椅子に座った時に足を組むクセがある人は、上半身がゆがんでいることも考えられます。ぜひ骨盤のストレッチをためしてください。