「がに股が気になるけど、治し方がよくわからない・・・」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
確かに、がに股改善に本当に効果のある方法を見極めるのは難しいですよね。
そこでこの記事では、がに股の原因にアプローチする根本的な改善・矯正法をお伝えします。
がに股のコンプレックスを解消して、美しいスタイルを手に入れましょう!
目次
がに股歩きの影響
がに股歩きを続けていると、体に様々な影響が出てきます。
ここではがに股のデメリットと、がに股の人にありがちな身体的特徴について見ていきましょう。
がに股のデメリット
まずはがに股のデメリットについてご紹介していきます。がに股には、以下の2つのデメリットがあります。
- 見た目が悪い
- 腰痛や膝の痛みを引き起こす
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
見た目が悪い
がに股のデメリットとしては、単純に「見た目が悪い」という点が挙げられます。
がに股だと、スリムジーンズやタイトスカートなどをおしゃれに履きこなすことができません。
男女ともにがに股はあまり良い印象を持たれないため、改善したいと考える人が多いでしょう。
腰痛や膝の痛みを引き起こす
がに股は見た目の問題のみならず、腰痛の原因となり健康に影響を及ぼすこともあります。
がに股がひどくなると腰痛に加え、膝の痛みや肩こりやなど体の様々な部分に悪影響が出てしまいます。
ひどくなって痛みが出始める前に、改善・矯正をするようにしましょう。
がに股に悩む人にありがちなこと
「自分ががに股かどうか気になる・・・」という方は、以下の特徴に当てはまっているかどうかチェックしてみましょう。
前もも・ふくらはぎがパンパン
がに股の人は、前ももやふくらはぎがパンパンになっていることが多いです。
自分の前もも、ふくらはぎを触ってみて張っているかどうか確認してみましょう。
お尻やもも後ろが緩んでいる
一方で、がに股の人は脚の裏側の筋肉があまり使えていないため、お尻やもも後ろが緩んでいることが多いです。
これは前後の筋肉がバランスよく使えていない証拠です。
足裏のアーチがなくなっている
さらに、がに股の人は足裏の内側にあるアーチがなくなっている場合が多いです。
土踏まずがなくなって扁平足になってしまっている人は、注意が必要でしょう。
がに股になる原因
がに股というのは、「O脚に股関節のねじれが加わった状態のこと」を指します。つまり、膝が離れて脚の形がOの字のようになり、膝がまっすぐ前を向いていない状態のことです。
なぜ、このような状態になってしまうのでしょうか?
がに股の主要な原因としては、以下の2つが挙げられます。
- 姿勢が悪く骨盤が前傾している
- 足の裏がうまく使えていない
以上のポイントについて、詳しく解説していきます!
姿勢が悪く骨盤が前傾している
がに股になる大きな原因として、「姿勢が悪く骨盤が前傾している」という点が挙げられます。
がに股の人は、背中は丸いのに反り腰という変な姿勢になっており、骨盤が前傾していることが多いです。
骨盤が前傾すると、太ももが内側にねじれて膝が内側を向くようになり、スネや膝裏の部分が外側に引っ張られます。
その結果、膝が外側に広がりO脚となり、つま先が外側を向いてがに股になります。
足の裏がうまく使えていない
「足の裏がうまく使えていない」というのもがに股の一因です。
通常、足裏にある土踏まずはアーチの形をしており衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
ところが、このアーチが崩れていると、体重が内側や外側に偏るようになります。
がに股の人は、土踏まずのアーチがなくなり足裏の外側ばかりを使っている場合が多いです。
靴の外側だけがすり減っているという人は、注意が必要でしょう。
がに股を改善・矯正する方法
がに股を治すには、普段の習慣を見直すことに加え、効果的なストレッチやエクササイズを取り入れていくことが重要です。
がに股を治す方法としては、以下の4点が挙げられます。
- 立ち方・座り方を意識して猫背を治す
- マッサージで使いすぎの筋肉をほぐす
- 筋トレで使えていない筋肉を鍛える
- 足裏のアーチを支えるインソールを使う
ここでは、これらの方法についてそれぞれ詳しく解説していきましょう。
立ち方・座り方を意識して猫背を治す
がに股を改善するには、立っているとき、座っているとき共に良い姿勢を意識することが重要です。
理想的な良い姿勢というのは、体を横から見たときに耳・肩・骨盤・膝・くるぶしが一直線になった状態のことを指します。
これを実践するために、まずは壁にかかとと背中をつけて、背筋を伸ばして立ってみましょう。
がに股の人は、背中と壁の間に大きく隙間ができてしまうことが多いです。
そこで、その隙間を埋めるイメージでお尻と腹筋に力を入れます。
以上のようにして正しい立ち方の感覚を掴んだら、壁がなくなっても普段からこの姿勢を意識して立つようにしましょう。
また、座っているときにも背中を伸ばして骨盤を立てるようなイメージで姿勢を意識することが重要です。
マッサージで使いすぎの筋肉をほぐす
がに股を改善する上で、マッサージで使いすぎの筋肉をほぐすことも有効です。
がに股の人は、太ももの前側やふくらはぎが使いすぎでパンパンに張っています。
そこで、これらの部位をマッサージによってほぐし、筋肉を緩めてあげましょう。
筋トレで使えていない筋肉を鍛える
がに股を改善するには、筋トレをして使われていない筋肉をしっかりと動かすことも大切です。
がに股の人は、お尻や太ももの裏側が緩んでいます。
そこで、これらの部位にアプローチするスクワットや脚を後ろに上げるエクササイズを実践していきましょう。
足裏のアーチを支えるインソールを使う
がに股の人は、足裏のアーチが崩れてしまっているとお伝えしました。
そこで、これを改善するために靴の中に入れるインソール(中敷)を利用することも効果的な手段です。
インソールは、足の裏をきちんと使い正しい姿勢で歩く手助けをしてくれます。
多くの種類がありますが、かかとがきちんと固定されて安定感がありアーチを支えてくれるインソールを選びましょう。実際に履いてみて、自分の足に合うものを選ぶことをおすすめします。
がに股 まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、がに股の原因にアプローチする治し方をご紹介しました。
がに股は、普段の日常生活の姿勢や足の使い方と深く関わっています。
そのため、正しい姿勢を意識し、マッサージ・筋トレなどをバランスよく取り入れていくことが重要です。
がに股を改善して、まっすぐ伸びる美しい脚を手に入れましょう!